ゲーム感覚という言葉

雑誌やネットのコラムで頻繁に出てくるゲーム感覚という言葉。
ゲーム感覚で貯金、ダイエットなどなど。

この言葉、モヤモヤします。

ゲームはクリアしたら何かあります。
アイテムもらえたり、仲間が増えたりストーリー進んだり行けなかった街に行けるようになったり。
よく頑張った助かったとゲーム内のキャラは褒めてくれます。
貯金やダイエットも多少はあるでしょう。
でもゲームで最初のダンジョンのボス倒すくらいの労力なら貯金はたまっても1000円、ダイエットなら500g減るくらいでしょう。
ボスは倒せたら嬉しいです。達成感があります。アイテムももらえるでしょう。村を救うかもしれません。
でも1000円の貯金、500gのダイエットは果たしてそもそも貯金やダイエットと呼べるのか。誤差に近いんじゃないか。村救えるどころか悩みの一つも解決できないんじゃないかと思います。

ここまでRPGで例えましたが、格ゲーでも音ゲーでもシューティングでも、知識をつけ毎日練習すれば少しずつ上手になります。
できなかったことができるようになります。
そもそもゲームは楽しい。
ゲームするのは楽しいけど、貯金よりもお金使うほうが楽しいしダイエットよりも美味しいもの食べるほうが楽しい。

我慢しないと貯金やダイエットはできないとおもうんです。

でもゲームしたくないけど、我慢してゲームしなきゃ！とはならないと思うんです。それならしなければいいだけのこと。

普段ゲームしない人が、「ゲーム感覚で楽しんで貯金やダイエット☆」って言ってるのが気に入らないんだと思います。

ワールドカップのときだけ、しかも日本のシュートにしか興味ないのに騒ぐ人にサッカーファンの人がイラッとするのと似てるんじゃないかなーなんて思ってます。

こういうことリアルで言うと、これだからゲームオタクは…とか言われてるんでしょうね…。

まあそんなこと言ってくる友達いませんが。

ではでは。